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2021年度活動記録

2022年3月15日
ビジネスモデル構築最終検討会

当協議会2年間の活動の締めくくりとして、
開発したコンテンツを活用し今後収益化していくためのビジネスモデルについて、現在の情勢や
リソースを加味しながら修正し、来年度の協議会としての活動内容を起案、整理する検討会を行いました。

今回も、発足当初から当協議会のビジネスモデル構築へ関わって頂いている株式会社AgriInnovationDesign 脇坂様をお招きし
問題点や課題となる点のアドバイスを頂きながら進めることとしました。

具体的には農泊を構成する「宿・食・体験」の3本柱において、現在までに開発してきたコンテンツと
その進捗状況について協議会内で進捗状況を共有しました。
北海道の観光シーズンは限られており、夏を過ぎると一気に体験可能なコンテンツも減ってしまう事から
次の一手を打つためなるべく早い段階での各コンテンツへのアプローチが必要だと感じました。

今回の振り返りにより、コロナ禍により発足からここまでに、当初計画から大幅な活動予定変更を
余儀なくされてきた中で、都度協議会メンバー、並びに
東神楽町地域商社メンバーらと検討を重ね、限られた条件の中で最大限の活動ができたのではと思っています。

来年度はアフターコロナを見据えて、再度検証が必要な部分や今年度までに計画変更となってしまって実行できなかった検証を行っていきたいと考えています。
同時に、東神楽町地域商社との連携を更に密にし、協議会メンバーそれぞれの保持するリソースを最大限活用した東神楽ツーリズムの構築、運用に努めていく予定です。

2022年3月14日
「第一線を走るプロフェッショナルと考える」
― 東神楽町の「農業×食」ブランディング講演会・検討会

日本の農業×食の分野において第一線で活躍する専門家として
株式会社ファームステッドの長岡淳一様と
株式会社AgriInnovationDesignの脇坂真吏様の2名をお招きし
「農と食と地域をデザインする」というテーマで長岡様よりご講演いただいた後
「東神楽町「農×食」の可能性」についてお二人のトークディスカッション形式にて
第一線で活躍されているプロの視点から「地域コンテンツの作り方や基礎的な考え方」、当協議会の進める「東神楽ツーリズム」全体のビジネスモデルやその展開について考える機会を設けました。

お二人の持つ過去事例や考え方は非常に興味深く、参加者アンケートでも
その9割から「非常に良かった」「良かった」と肯定的なご意見を伺うことができました。

来年度本格的に始動するコンテンツ、実証実験を続けるコンテンツなど進捗状況に差はあるものの、
引き続き東神楽ツーリズムを推進するにあたり、本日学んだことを生かしながら各コンテンツの価値を伝えられるよう
様々な角度から検討を重ね、より魅力的な東神楽ツーリズムの醸成に繋げたいと考えています。

2022年3月11日
エディブルフラワー流通実証実験結果

「花のまち」東神楽町の新しい食コンテンツ「エディブルフラワー」について
昨年度は町内飲食店舗様協力のもと、エディブルフラワーを活用したメニューの開発を行いましたが
今年度は「東神楽町産のエディブルフラワー」を「東神楽町の飲食店舗」で提供する実証実験を行っていました。

具体的には、7月から11月にかけ、町営の育苗センターにて農薬を使わずに育てたエディブルフラワーを
協議会経由で飲食店舗へ配達、飲食店にて使用して頂く流通の試験と
飲食店舗でエディブルフラワーを活用したメニューをご提供頂き、店舗での使い勝手やお客様の反応を調査する、という実証を行いました。

ご協力頂いたのは、予約必至の人気店、「手打ちそば まる」
店主の豊島さんは昨年度のエディブルフラワーメニュー開発の時より積極的にご意見やアイデアを出して下さり、今回の試験提供においてもご快諾頂けました。

定番メニューでも花が添えられるだけで、お客様の笑顔が見られ、写真に撮る方々も多かったとのこと
SNS での拡散や話題性の付加、知人への紹介に繋がる食材だと感じたと前向きなご意見を頂きました。

東神楽エディブルフラワーの浸透には更なる検証が必要と考えております。
来年度はご協力頂ける飲食店舗を更に増やし、アフターコロナで通常営業となっている状況での検証ができたらと考えています。

2022年3月1日
東神楽ツーリズムのPR動画が完成しました!

今年度当協議会で行ってきたモニターツアーを撮影した動画を編集して頂き
東神楽流の農泊「東神楽ツーリズム」のPRムービーが完成しました!
7月に作成頂いた動画より更に参加者様の笑顔盛りだくさんの素敵な仕上がりになっています。
ショートバージョンとロングバージョンの2本立てで公開中。
YouTubeにてご覧いただけますので是非ご確認下さい。

2022年2月21日
「コンテンツ開発・販促手法に関する検討会」

大変ご無沙汰しております。東神楽町農泊推進協議会は夏時期の農業体験モニターツアーやRVパークモニターツアーなどを終えてその結果から来年度の本格運用に向けコンテンツ内容を更にブラッシュアップさせています。

さて、コロナ禍が完全収束しない状況で、実は5月からずっと延期となっていた計画があります。それが「運動系コンテンツの開発」「旅行会社への売り込み」「WEBマーケティング」それぞれの分野の専門家をお招きし東神楽町内を実際に巡って頂くフィールドワークの実施とフィールドワークで得た知見を元に専門家の視点でアドバイスを頂くという計画です。

「運動系コンテンツの開発」についてはコロナ禍で需要が急増している「運動不足解消・リフレッシュ」をテーマにコンテンツを企画できないかと考えオンラインフィットネストレーナーのREI様へ講師・アドバイザーを依頼をしておりました。

「旅行会社への売り込み」については折角開発したコンテンツの売り込み方やPR方法について情報が少なく、地域色を特徴とした旅行商品を販売するための手法を学ぶべく地域おこし協力隊としての経験、並びに旅行会社勤務の経験を持つ小林由佳様へ講師・アドバイザーを依頼しておりました。

「WEBマーケティング」については私たちが想定しているターゲット層と親和性が高く、RV パークや飲食店運営など既にWEB 経由の集客を通じ実績を出している専門家も多かったため、広報手段として非常に優先度の高いものだと考えていました。一方でWEB を通じた集客のアプローチ手法は流動性が高く、現在進行形でWEBマーケティングに携わる方より直接アドバイスを頂く事が望ましいと考えWEBマーケターとして活動している千葉崚平様へ講師・アドバイザーを依頼しておりました。

5月から何度も開催の延期を重ねましたが現在もコロナ禍の収束が見込めないと考えオンラインで当協議会メンバーと各専門家の拠点を繋ぎ、意見をお伺いする検討会を開催いたしました。

オンラインでの開催となりましたが、少しでも効果的な検討会となるよう、事前に計画していたフィールドワーク行程に沿って町内の状況を説明し今までの取り組みについても一通り説明を行った後にご意見を頂きました。

結果、私たちだけではたどり着かなかったアイデアや旅行業界の仕組み、トレンドの集客方法などについてそれぞれから意見を頂く事ができました。頂いた意見を元に、来年度の観光オンシーズンになるまでの間当協議会でできることをまとめ短い期間ではありますが、一つ一つ着実に運用までのコンテンツ整備、取り組みを進めていく所存です。

2021年9月11日
農業体験モニターツアー「稲刈り・はざかけ体験」

東神楽町の主要な農産物といえば…お米!
今回は稲の収穫から、はざかけ(乾燥の行程)、新米の試食までを体験できる農作業体験モニターツアー「稲刈り・はざかけ体験」を実施。
前回に引き続き「おおかくファーム」大角さんのご協力を得ての開催となりました。

また、今回も食育のプロ「ベジフルティーチャー」の池澤さんと大角さんによるお米についてのレクチャーからスタート。参加者の皆様は熱心にその話に耳を傾けていました。

収穫体験も昔ながらの手での収穫の他、コンバイン刈り取りの見学も体験。皆様今と昔の収穫の違いに感心している様子でした。

ここで今回の「稲刈り・はざかけ体験」の写真をご紹介します。

日本人の主食であるコメは私たちにとって非常に身近な食べ物ですが「米」という漢字の成り立ちは「八十八」つまり、88もの手間をかけて育てられる、手のかかる作物です。

終了後のアンケートでは「今回の体験について友人・知人に薦めたいと思いますか」という質問に対し、全てのご家庭より「薦めたい・ぜひ薦めたい」とのご回答を頂く事が出来ました。
また、続く「どのような点を伝えたいと思いますか」という項目では
「米を食べられるようになるまでの苦労を感じてほしい」
「お米収穫の大変さを知って、よりお米を大切にする気持ち」
「子供に体験させるには非常にいい」
というようなご意見を頂く事ができ、「食育」の観点から【農業】を親子で知る・考える機会を設けられるような良質なコンテンツとなった事が伺えました。

初夏から定期的に開催してきた農作業体験モニターツアーも今回で一区切りの予定です。各ツアーについては、各回で得られた課題やご意見を反映させながら、来年度からの本格運用を目指していきます。

2021年9月4日
農業体験モニターツアー「じゃがいも掘り取り体験」

今回の農業体験モニターツアーは、じゃがいも掘り取り体験です。
ここ数年、夏場の異常高温・土壌の水分不足により、じゃがいもの不作が続いています。
調査の結果、昨年度の収量減少と冬場の大雪による輸送障害などで、今年一月の東京市場におけるじゃがいもの卸値は平年と比べ6割も高くなっているとの事。

今年もその傾向は変わらず、東神楽町内でじゃがいもを育てる農家さんたちに伺うと
「まれにみる不作」との回答が多く実施できるかどうか少し不安ではありましたが
ブルーベリー収穫体験でお世話になった「おおかくファーム」さんにご協力頂き
「きたあかり」の掘り取り体験ツアーを行うことができました。

ブルーベリー収穫体験の時もそうでしたが、大角さんの優しいお人柄が素敵、というご意見を多数頂きました。
今後ツアーを本格運用していく際には、その畑の生産者さんの情報についても知って頂けるようにして行けたらいいなと感じました。

ここで、今回のじゃがいも掘り取り体験の写真をご紹介します。

今回も地域おこし協力隊でベジフルティーチャーの資格を持つ池澤さんにご協力頂き、じゃがいもの種類や、じゃがいもが育つ仕組みなどを詳しくレクチャー頂きました。
レクチャー中には子供達から「メークイン」を知らないという意見が飛び出すなど「身近だけど意外と知らない野菜の話」として新たな知識を持って帰って頂くことができ、当農泊事業の魅力の一つである「食育」に関してもいい結果を残せたのではないかと考えています。

反省点としては、今回試食体験の際にトルネードポテトを制作、試食を行った際、刃物を使う・揚げ油を使う・時間が限られているなど様々な要因によりほぼ運営チームにて製造したものをお召し上がり頂く事になってしまいました。
この点についてアンケートにて「あまり楽しめなかった」というマイナス寄りのご回答を頂く結果となってしまった事が挙げられます。

しかし、その他の収穫体験やレクチャー時間などについてはとても楽しめたという前向きなご意見を多く頂くことができツアー自体には非常に高いポテンシャルがあることが確認できました。

お褒めの言葉もご指摘も全て受け止め、今後の実運用に向けて更に内容を精査していきたいと思っています。

農業体験モニターツアーも5回目を迎え、人伝手で「楽しかった!」が伝わっている様子。
「このような体験を地域の子供会でもやって頂きたい場合はどうしたらよいでしょうか」など嬉しいお問合せも頂いています。
(こちらについても今後、新たなニーズとして当協議会内で団体予約承りなど検討を重寝ていきたいと考えています)

2021年9月1日、2日
RVパークツアー検証・動画撮影ツアー

昨年度より検討、構築を進めてきた「東神楽町RVパーク構想」。

東神楽町を目いっぱい堪能できるルートプランを考案し、本来であれば5月にはキャンピングカーを使用して実際にそのRVパーク利用のプランについて首都圏からのモニターを招いてモニターツアーを実施する予定でした。

しかし、緊急事態宣言の発令が長引き、首都圏在住のモニター招聘を断念。道内においてもコロナ禍は落ち着く様子を見せず、中々プランの実証ができずにいました。

更に、短い北海道の夏はすぐに過ぎてしまい、気づけば東神楽町を代表する農作物、お米の収穫時期が近づいてきてしまいました。
この、収穫直前の稲が黄金色に輝いて風になびく姿は本当にきれいで、私たちとしてもぜひ皆様に楽しんで頂きたい景色です。

そこで、今回はそのシーズンが終わらないうちに、と
役場職員と東神楽町地域おこし協力隊の合計4名を対象としてモニターツアーを実施。想定ルートを実際にキャンピングカーで周遊し、参加者の皆様に率直な感想をお伺いしたり、課題を発掘する機会を設けました。

また、株式会社monogram.の撮影スタッフ様にも同行頂き、この時期の美しい東神楽町の景色やキャンピングカーを利用した旅のイメージを持って頂けるよう様々な角度で映像を撮影し来年度以降の農泊事業本格運用に向け、東神楽町農泊ツアーをPRする動画を作成して頂く事となりました。

昨年の検討会では新千歳空港から入ってキャンピングカーで道内を巡り、別の空港で乗り捨てる、と言うプランが人気という話をお伺いしたことから、今回は新千歳空港近くのレンタカー屋にてキャンピングカーをお借りし、東神楽町まで実際に運転してくる、という手順を踏みました。

参加者は中々見る事のないキャンピングカーに興味津々。

東神楽町といえば空港のある町、まずは空港の様子を一望できる公園から始まり

空港からすぐそこ、町内外からファンが集まるこだわりジェラートのお店「田村ファーム」にてジェラートを楽しみ

東神楽町の数少ない宿泊施設の一つ、森林公園にてアウトドアランチを楽しむ旅。

2日目はRVパーク候補地として検討中の農家様所有の土地に実際にキャンピングカーで向かい畑のど真ん中で360度フルパノラマの北海道を体感できる旅に歓声が上がることも。

また、農家様からのご提案で急遽トラクター乗車体験もさせて頂く事になりました。

男女関係なく「これは貴重!楽しい!」という感想が出たこのトラクター乗車体験ぜひ実際のプランニングにも取り入れていきたいという話になりました。

検証結果として、現在考案中のツアープランニングについて問題がなく、やはりコンパクトさ故の利便性が功を奏し、飽きず急がず、ちょうどいい時間の流れで東神楽町ならではの旅を楽しんで頂けるという事がわかりました。

来年度からは本格始動の予定の「東神楽町農泊」をぜひお楽しみに!

2021年8月21日
農業体験モニターツアー「とうもろこし収穫体験」

8月21日、とうきびの収穫体験モニターツアーを実施いたしました。

前回予定していたモニターツアーが中止になってしまい、今回もドキドキの開催でしたが…今回は天候にも恵まれ、参加者の皆様にもとても楽しんで頂けた様子でした。

また、前回に引き続き今回もコロナ禍での感染拡大予防の観点から、参加者の募集は北海道内在住のファミリー層に限定して実施いたしました。

今回ご協力頂いた農家は忠栄地区にある堤農園さん。
代表の堤さんは、ひじり野地区で営業している若手農家の八百屋「ハルマーケット」運営の、株式会社東神楽アグリラボ初代社長でもあります。
また、現在もアグリラボ取締役かつ商品供給農家として様々な取り組みを行ってくださっている、東神楽町の若手農家を牽引役となっている農家さんです。

地域おこし協力隊でベジフルティーチャーの資格を持つ池澤さんと共に、熱心かつ丁寧に解説下さり、アンケート結果によると子供も大人も参加者全員が「来年もぜひ参加したい」「お友達にもぜひ薦めたい」の満点評価を頂く事が出来ました。

とうもろこしは北海道では「とうきび」として親しまれ、本州在住の方々に比べ身近な夏の味覚…ではありますが、意外にも「とうもろこし収穫は初めて!」というご家族が多かったです。

ここで、ツアー中の様子を写真で紹介いたします。

とうもろこしの食味は他の農作物と比較しても特に「新鮮さ」によって左右されるものであり、収穫したその場で体験するとうもろこしの旨味・甘みは、消費者としてスーパーなどで購入するとうもろこしの味とは格段に異なります。
アンケートで現場での声をお伺いしていると、非日常の感動体験を味わって頂いている様子が伺え、大成功のモニターツアーとなりました。

また、今回は収穫する野菜についての説明、収穫レクチャー、試食だけではなく
消費者の手元に届くまでに行う「出荷調整」という体験も行いました。

収穫したままのとうもろこしは、軸の長さがバラバラですが「押切(おしきり)」という裁断機のような道具を使い、長さを調整してやることで規格箱に入れやすくなったり、店頭に並んだ時もサイズが揃って陳列しやすくなったりします。
今回はその「押切を使った調整」の作業を体験させて頂きました。

「食育」という観点からも、この「生産者から家庭に並ぶまで」の様子の一部をコンテンツとして体験できることはとてもありがたいという親御さんの声もお伺いすることができました。

今回の結果を元に、今後も引き続き「東神楽町オリジナル」「東神楽町だからこそできる」農泊コンテンツの開発に努めていきたいと思います。

2021年8月10日
農業体験モニターツアー「夏野菜&ヤングコーン収穫体験」中止のお知らせ

8月10日に農作業体験モニターツアー第三弾として
「夏野菜&ヤングコーン」の収穫体験を予定しておりましたが
あいにくの暴風となってしまったこと、
また予備日として設定した日にも跨っての天候不良となってしまい
やむなく中止の判断といたしました。

ご参加を楽しみにして下さっていた方々、大変申し訳ございません。

また、今年度は異常高温の影響で各種農作物収穫スケジュールに影響が出ており
今後も実施内容の変更や中止など発生する可能性がございます。
その際は都度こちらにも記載させていただきます。

2021年7月29日
農業体験モニターツアー「ブルーベリー収穫体験」

6月開催のアスパラガス収穫体験に続き、農作業体験モニターツアー第二弾。
「ブルーベリー摘み採り&スィーツ食べよう! ~農家さんのおしごと体験~」を開催いたしました。

前回に引き続き、長引くコロナ禍の中での開催となったため、参加者は「道内在住」のファミリーへ限定
極力移動を抑え、感染対策について開催側も参加者の皆様もそれぞれでできることを徹底しながら、という中での開催となりました。

今回ご協力頂いたのはおおかくファームさん。
お米を主体に、露地アスパラガスやトウモロコシなどを生産・直売されている農家さんですがブルーベリーも人気の生産品。
特に完熟の粒だけを手摘みし、砂糖とレモン汁をこだわりの比率で配合して作る完全無添加のジャム「農家さんがつくるブルーベリージャム」は町内だけならず各地から人気を集めるこだわり商品です。
(こちらも東神楽町ラグジュアリーブランド「種と実セレクト」認定されている商品です!)

「農家さんのおしごと体験」としてコンテンツ作成したこの企画。
今回は大角さんのブルーベリーを収穫だけでなく、選果、パック詰めまで行いました。

当日の様子を写真でご紹介いたします。

ブルーベリーがなっている様子を見るのが初めて!という方もいらっしゃり、とても楽しみながら体験を行って頂いた様子でした。

参加者アンケートをとってみると
お土産として持ち帰ったブルーベリーの他に、自費でジャムも購入した、というご家庭が5ファミリー中3ファミリーもいらっしゃいました。
また、前回に引き続き不満を示す項目は回答者ゼロという結果でした。

ただ、当日は気温が高い・直射日光がきついなど、長時間外にいると危険なくらいの晴天で、日陰や冷房を利かせられる休憩所をしっかり確保することが必要、という課題や
進行中にこのような情報があるともっと良かった、などの運営側として非常に貴重な意見を得ることができました。

当日は前回のモニターツアーに引き続き、「株式会社monogram.」の撮影チームに収穫体験の様子を撮影して頂きました。
今回撮影した画像はその他今年度に行う予定のモニターツアー動画を含め、モニターツアー全行程が終了後にまとめて編集頂き今後のプロモーションに活用していけたらと考えています。

2021年7月19日
オリジナルメニュー開発フィールドワーク・検討会

昨年度のオリジナルメニュー開発では
・東神楽町は健康の町
・東神楽町は花の町
2つのアイデアをご提案頂き、そのうち花を中心として
エディブルフラワーメニューの開発を行ってまいりました。

今年度はエディブルフラワーの町内製造・流通の検討を行っていく予定ですが
それと並行して、もう一つのアイデア「健康」をキーワードにした
東神楽町オリジナルメニュー開発に着手したいと考えております。

そこで、今回、新たなメニュー開発講師として
アレルゲンフリー・ヴィーガンメニューなどの開発・販売を行う
ナチュラル料理作家の柴田愛里沙様(株式会社TREASURE IN STOMACH)をお招きしました。

柴田愛里沙様はご自身がアトピーやアレルギー体質であり
「皆と同じものが食べたい!」という気持ちをきっかけに
「乳製品/卵/小麦/白砂糖不使用のお菓子屋さん」を運営するなど
ヴィーガンやベジタリアン、グルテンフリー、アレルギーや病気といった理由で食に制限がある人もない人も、みんなが普通のメニューと遜色なく食べられる食品作りを目指しています。

昨年度中に手を付けられなかった「グルテンフリー」「健康の町」といった「体に優しいメニュー開発」という点で、これ以上ない適任者としてお話を伺うことができたと感じています。

まずは東神楽町産素材のポテンシャルを確認する為のフィールドワークを行い
その後トレンドや柴田愛里沙様のアイデアに基づいた御意見を交えながら
農泊推進協議会メンバー・東神楽町地域商社メンバーらとの意見交換を行いました。

途中、東神楽町産の夏野菜についてもご覧頂く為軒先販売所に立ち寄ったり、町内若手農家が作る八百屋「ハルマーケット」や農家さんの畑にもお伺いしました。
また、昨年度のエディブルフラワーのメニューアイデア、町内製造・流通・活用についても触れ、
花の駅に立ち寄り、実際に育てているエディブルフラワーの試食も行いました。

検討会では
東神楽町産の食材をどのように年中楽しめるように加工するかのアイデアや
エディブルフラワーを活用した彩りが映えるメニューのアイデア
売れる商品とはどういったものか、というビジネスの本質に迫るお話などもお伺いしました。

そして、昨年度の価値発掘プロジェクトにて検討を進めた
「子ども」を軸に据えて…というコンセプトにもつながる「食育」についてのお話も意見交換することができました。

今回頂いたご意見・課題等を元に、来年度の本格的な農泊ツアー実施に向けて
ご提案頂いた東神楽町産素材を使用するメニュー類の試作を進め、本格稼働運用できるメニューの開発を進めていきたいと思っています。

2021年7月19日
宿泊施設開発フィールドワーク・検討会

東神楽町農泊事業の大きな課題である「宿泊施設確保」。
昨年度は「RVパーク」と「農家所有建造物のゲストハウス化」についてそれぞれ検討会を行いましたが
今年度、町内農家より「所有する一軒家をグリーンツーリズムに活用したい」とお申し出頂き、該当の建物について
当協議会、並びに当協議会と共同でモニターツアー開発などを進めて頂いている「東神楽町地域商社」のメンバーを含め「農泊の拠点並びにゲストハウスとして運用する為に必要な改修や運営資格の取得など」を行っていく予定です。

今回は昨年お招きした専門家・河嶋様の共同経営者である、合同会社Staylinkの柴田涼平様をお招きし、「農家所有建造物のゲストハウス化」について現地(東神楽町内・該当建造物)の視察、コンサルティング、検討会を行って頂きました。

柴田涼平様については東神楽町のロケーションや現況について現地説明を行ったことがないため、改めてフィールドワークを行う所からスタートしました。
また、該当の建物内を内見頂き「ゲストハウスとして運用する為に必要な設備が整っているか」、整っていなければ「何を追加したらよいのか、どこをリノベーションするべきか」などについてご意見を頂く流れとなりました。

検討会では、宿泊業の現況・トレンドや宿泊業運用の為の現行の法律などに基づいた御意見を交えながら、集客の方法や価格設定等について当協議会メンバー・東神楽町地域商社メンバーらとの意見交換を行いました。

建物の改修については、大家となる農家さんがとてもきれいにご使用頂いていたおかげで、ほぼリノベーションしなくて良いと考えると最短で2か月ほどで運用開始に結び付くのでは、と仰って頂きました。

実際に東神楽町内を巡りながら、宿泊者ニーズとして有利になる点・不利になる点などを含め
実績のあるゲストハウス運営者の立場からアドバイス頂けた事は、まだ本格始動していない当協議会にとって非常に有力な情報だったと感じています。

また、実際に現場を隅々まで観察しながら具体的なリノベーションの必要性や法律関連の手続きなどについて細かいコンサルテーションを受けることができた点も大きな成果となりました。

今後、正式な農泊拠点・ゲストハウスとしての運営を目標に引き続き情報をやり取りしながらリノベーション・法手続きの申請等を進め、来年度観光シーズンの本格稼働を目指していきたいと考えています。

2021年7月16日
アスパラガス収穫体験(モニターツアー)動画

6月12日に開催したアスパラガス収穫体験モニターツアーの様子を動画編集して頂きました。
参加者の皆様の笑顔が素敵!心が温かくなる動画に仕上がっています。
YouTubeにてご覧いただけますので是非ご確認ください。

2021年6月12日
農業体験モニターツアー「アスパラガス収穫体験」

本来は5月末に、「RVパーク&宿泊体験モニターツアー」の中のコンテンツとしてアスパラガス収穫体験を予定しておりましたが
コロナ禍での首都圏・北海道緊急事態宣言の発令により開催ができませんでした。

しかし、上川の大雪山系の美味しい水が育む東神楽町のアスパラガスは
今後の「東神楽町農泊コンテンツ」として絶対に取り入れたいところ。
貴重な収穫時期を逃すわけにはいきません。

そこで、今回は急遽東神楽町内に住まわれているご家庭の皆様へ募集をかけ
当協議会の計画する農泊本来のターゲットとしている「子連れファミリー層」視点のご意見と
地元の人から見る「地元の農業体験コンテンツ」という視点でのご意見を伺ってみる事にしました。

ご協力頂いたのは「どこまでもいけるまち 東神楽町」の起点となる旭川空港からほど近い吉原農場さん。

吉原さんのアスパラガスは東神楽町ラグジュアリーブランドにも認定されており
夏の野菜として知られているアスパラガスを冬でも製造し
「雪アスパラ」という繊細で美味しいアスパラガスを出荷したりしてらっしゃいます。

6月12日、13時。雨の場合は延期予定でしたが無事開催ができました。
抜群のロケーションの中で開催された収穫体験の様子がこちらです。

どうですか?大人子供関係なく皆様に楽しんでいただけた様子。

アンケートの結果をピックアップしても不満を示す項目は回答者ゼロ。
大人も子供も
「またこの体験に参加したいですか?」
「今回の体験について友人・知人に薦めたいと思いますか?」
このような質問には回答者全員が「ぜひ参加したい・ぜひ薦めたい」という結果に。

とても有意義な農業体験モニターツアーを実施することができました。

当日は東神楽町の魅力をたくさん動画で発信してきた実績のある
「株式会社monogram.」の撮影チームに収穫体験の様子を撮影して頂きました。
撮影した動画は現在編集して頂いており
完成後は今後の東神楽町農泊推進の為に役立てるために使用予定です。
(もちろん動画公開の際は当サイトにも掲載いたします!)

2021年5月25日
今年度もよろしくお願い致します。

ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。
今年度は昨年度末にまとめたビジネスモデルの実証を行う総仕上げ年度として
宿泊を伴うもの、短時間の体験コンテンツ実証実験併せ
年間を通じて最低6回以上のモニターツアーを実施予定です。

しかし、昨年も多大な影響を及ぼしたコロナ禍が未だ影響しており
第一回モニターツアーとして実施を予定していた
5月開催の「RVパーク&宿泊体験モニターツアー」
その他新たな知見を求めて招聘予定だった専門家視察計2回についても
緊急事態宣言により人の移動が制限される中での開催は難しいという判断となり、時期未定の延期の措置となりました。

この先もコロナ禍の影響は続くとみられ
計画通り進まないことも多いかと思いますが
イベントごとにこちらでお知らせを行っていきますので
皆様今年度も「東神楽町農泊推進協議会」をどうぞよろしくお願いいたします。